原作者付きの作品の扱いについて…

創作者側の著作権への意識を高めて頂きたい、と切に望みます。
第二、第三の悲劇を誰が望むでしょうか？















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持ち主さんご自身が、Ｗｅｂ上にＵＰされました。
「画像流用超オッケー」とコメントがついていましたので、
有難くＵＰをさせて頂きました。

さて。何故、このテレカが問題であるのか？
持ち主さんは、これを見て、何故深く傷付いたのでしょうか？

「あしたのジョー」は、高森朝雄さん原作、
ちばてつやさん作画による
少年漫画の名作中の名作です。

「巨人の星」「タイガーマスク」等々で著名な、
故・梶原一騎さんのもう一つの筆名です。
少年漫画の傑作のなかには、
原作者と漫画家の双方の労による優秀な作品が多い。
漫画と呼ぶより「劇画」と呼ばれるほうが多いかと思われます。
それだけ原作者の実力が作品を通して世に認められていた証、
そう言えます。

ですから、漫画家のファンより、これらの劇画の場合は、
原作者のファンがつく場合が多いのです。
拡大画面をよくご覧頂くと分かりますが、
●これは、
紛れもなく、「ジョー」であって、他のキャラクターではない、
と解釈されても仕方ない表示となっていること。

●"ILLUSTRATION (C) CHIBA TETSUYA"
　　↑
この表記のあり方には大変に問題があります。

●そして、出所は間違いなく、マンガジャパンであります。

この画像をＵＰされた方は、
「キャンディ・キャンディ」の作品自体のファンでは無いのですが、
原作者がこのようにないがしろにされる現状を憂いておられます。
この方は梶原ファンであり、彼の原作をこよなく愛す方です。

マンガジャパン掲示板へ これに関して、まんがじゃぱんの掲示板で質問をされた方があります。
リンクをしますので、質問者であるすかんぽさんと編集人さん、
そして回答者である少女漫画家・中山星香さんとマンガジャパン事務局のやりとりをご覧下さい。

今のところ出ているマンガジャパンのコメントのみ、掲載させていただきます。
拙サイトの記述を問題とするなら、公開の場で受け付けます。
サーバーからの削除を求められた場合には、公開します。





拙サイトとして問題としているのは、中山星香さんの仰る「叙情的（？）問題」のみでなく、
原作者が物故者とはいえ、無断で作品を使うことは権利侵害であることはいうまでもないことということです。
そして、中山さん仰る「契約の問題」に関わる法律は、クリエーターを守るためにあります。
原作者というクリエーターも然りです。
チャリティーへの使用とは言え、それは免罪符とはなりません。それを「縛り」と仰る神経を疑います。


マンガジャパンには、誠意あるご説明を期待いたします。






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