ファンはバカではありません・・・

本当のことだから、ハッキリ言います。
違法ビジネスの被害に逢っている人々、
それは「キャンディ・キャンディ」を読んで育った、
当時、幼かった漫画ファンです。
アニメーションで出会った人々もいます。

いずれにせよ、心を動かされたのは、
ポニーの家という孤児院で育ったキャンディが、
さまざまな苦難にもくじけない少女であったことです。
そして、自分の周囲、それが親しい友人と言える人でなくとも、
関わった人々に対して、細やかで優しい心遣いを忘れない。
そんな、本当の意味での「レディー」であるキャンディを、
人々は愛しました。

それがそのまま、懐かしい物語であったから、
20数年たった今もファンは愛し続けているのです。


誤解が多いところですが、
ファンたちは、いがらしさんに「絵をかくな」とか「ビジネスをして悪い」とは一切言っていません。

原作者の水木杏子さん、「ジョージィ!」の原作者・井沢満さんも、そんなことは一言も言っていません。
「著作権者として一言入れて欲しい、法にのっとった契約に基づいてビジネスをして欲しい」、
と言っているのです。


「絵は自分のもの」というならば、プライドを持って頂きたいものです。
昔のカラー原稿のトレースしかもご自分の筆によらない「新作原画」、
インクジェットプリンタの原理で作成した『印刷物』=原価300〜500という鑑定が出るような代物を、
「高級版画」と偽り、数万〜数百万もの法外な価格で売りつけないで欲しいものです。
それも、高利のローン会社のローンを強くお奨めになりながらです。

一体、それは何事でしょうか?実際に被害者があるのに、虚偽と言えるのでしょうか?

そういうのを世間では「絵画商法」と言うのです。是非とも、止めて頂きたいものです。
「キャンディの落書きもかけない」「ファンへの色紙にも描けない」
絵をかく権利を奪われた…と仰いますが、社会常識からいって「違う」と思われます。


また、いがらしさんは、水木さんを今だ原作者として認めず、
井沢さんは立派な原作者と仰っていますが、ファンや世間はバカではありません。

水木さんはご本名(名木田恵子さん)で、
児童文学作家としてまた詩人としても著書を多数出されています。
(国語教科書に掲載されているほどのクオリティの高い作品もあります)
「キャンディ・キャンディ」を知らない世代のファンもたくさんお持ちです。
ファンは、作家の作風を非常に良く知っています。とても偽れるものではありません。
実際、他の作品と読み比べてみれば、作風の違い・クオリティの違いとも分かります。
法廷で争う以前に、いがらしさんがご主張どおりに100%作品を作られたとは、考えにくいです。

”水木さんが不当な理由でキャンディリメイクに同意しない”と井沢さんを偽り、
井沢さんに続編のシナリオを書いてもらっていた事実も、井沢さんご自身が情報公開されています。
漫画原作者として山川虹子というペンネームもお持ちであるなら、
いがらしさんご自身で執筆されることが筋かと思われますが、違ったのでしょうか?
香港で放送されたラジオドラマのシナリオはどなたがお書きでしょうか?

グッズ契約も、違法であると知って製作したグッズの販売を取りやめた会社があります。
売り切って「やり得」をした心ない会社もある中で、ホッとできることですが、
良識に基づいて商売をなさっている方々だけが損害を受けるとは、あってはならないことでしょう。

いがらしさんは、多くの人々の懐かしい思い出を踏みにじりました。
いがらしさんは、多くの人々の誠意というものを踏みにじりました。著作権だけの問題でしょうか。
まだまだ、社会常識では考えられない様々なことがありますが、
少なくとも、キャンディならば考えも及ばぬ『不法・違法行為』を重ねる人、
そしてそれを喜ぶ人は、それによって得るべきでない収入を得ている人だけでは無いのでしょうか?

お金を問題にしているのは、いがらしゆみこさんなのではないのでしょうか?

「許す許さない」の問題ではありません。
いがらしゆみこさんのされることには、人間として賛成できない。
それがこの問題を取り囲む人々の気持ちでは無かろうかと思われます。
「告発される漫画家・いがらしゆみこ」へ
さらに、ファンに告発運動をされるに至っては、何をかいわんや…








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